黒井城の歴史は遠く南北朝時代まで遡りますが、国指定史跡の立派な山城を築き上げたのは戦国時代の終わり頃に城主となった荻野(赤井)悪右衛門直正です。標高356mの頂上の本城部分も含め周囲8kmに及ぶ猪口山全体が巨大な要塞で、山中のいたるところに曲輪や土塁、空堀など戦国時代の遺構がそのまま現存し、典型的な戦国時代の山城跡と高い評価を受けています。山頂からの展望がすばらしく、別名を「保月城」ともいいます。