秋から初冬にかけては朝霧が多くみられる丹波市。朝晩の冷え込みが厳しく、日中晴れることが雲海出現の条件。雲海を見るなら日の出~午前中早めの時間に訪れるのがおすすめ。
(1)興禅寺 【春日局出生地】
黒井城の下館跡。戦国の城主は、合戦のとき山城にたてこもり、平時はふもとの下館で政務を行いました。水をたたえた七間濠、高石垣と白いぬり塀をめぐらせた興禅寺は、当時の館の風情をよく今に残しています。天正7年、明智光秀の重臣斉藤利三が城主となり、娘のお福(春日局:徳川家光の乳母)がここで生まれ3歳まで育ちました。
(2)黒井城跡
南北朝時代まで遡る歴史をもち、戦国時代の遺構が標高356mの山頂にそのまま現存する典型的な山城跡。360度広がる山頂からの眺めは素晴らしく、別名「保月城」ともいいます。
(3)兵主神社
神社は延喜式内社で、大国主命を祭神としています。五穀豊穣の神であると共に、全国にある他の兵主神社と同じ、武を司る「兵庫(つわものぐら)」の神様でもあります。
約10km
約2時間
- スタート 黒井駅
- 約15分徒歩
- (1)興禅寺
- 約40分徒歩
- (2)黒井城跡
- 約45分徒歩
- (3)兵主神社
- 約10分徒歩
- ゴール 黒井駅
【コース内各施設についてのお問い合わせ先】
丹波市観光協会 かすが観光案内所
(定休日:火曜、年末年始)
TEL 0795-70-3501
FAX 0795-70-3502
注意!
黒井城跡への道は舗装のされていない山道です。
急坂や、場合によっては滑りやすいところもありますので、充分に確認しながらお進みください。
また、時期によってはハチやクマ等の野生動物に遭遇する可能性がありますので、巣に近づいたり大声を出して刺激しないようにしてください。クマよけの鈴やラジオの携帯をおすすめします。