●木の根橋
樹齢1,000年とも言われる高さ21m、幹周り8mの大けやきの根が、幅6mの奥村川をまたいで自然の橋を形作っています。春夏秋冬、さまざまな表情をみせる、まちのシンボルとして人々に憩いを提供しています。隣のモダンな建築物は、昭和10年に建築された旧柏原町役場(現在は丹波市役所柏原支所)です。
●八幡神社
万寿元年(1024)、京都石清水八幡宮の別宮として創建された神社で、檜皮葺屋根の本殿・拝殿は国の重要文化財に指定されています。境内には、鮮やかな朱色の三重塔があります。神社に三重塔がある例は珍しく、県下ではこの塔を含め3基のみです。社殿前に鎮座する見事な一対の狛犬は、石工の丹波佐吉の作です。