【丹波市観光 100選】 伝統行事・工芸品等部門選定
「鬼こそ」又は「鬼やらい」といい、谷川常勝寺に伝わる追儺式行事で、以前は節分の夜に行われていましたが、現在は、毎年2月11日に行われます。
まず、本堂で無病息災、五穀豊穣を祈る法要が営まれ、その後法道仙人に扮した面をつけた童子(小学生)を先導に髪を長くたらし、目玉の飛び出た鬼面をつけた赤鬼青鬼役各二人即ち松明持(赤)槍待(青)刀持(赤)錫枝持(青)が燃えさかる松明、太刀、鉾、錫枝、を持って現れ、法縲貝、太鼓、鐘、鉦等の囃子に合わせ、本堂のまわりを一周して松明を投げる珍しい行事です。
「鬼こそ」に使用される用具一式は市指定民俗文化財です。