1849年創業の酒蔵で、日本酒銘柄は「小鼓(こつづみ)」です。
小鼓は、俳人 高浜虚子の命名です。
企業理念は「丹波のリラクゼーションの創造と提供」で、普段お酒を飲まれない方もお楽しみいただけるモノづくりを行っています。
日本酒をはじめ、リキュール、ブランデー、ジン、焼酎、スパークリング日本酒の各種アルコール類や、お酒を利かせたスイーツ、酒粕などの製造・販売をしております。
また、完全ノンアルコールの甘酒飲料など、ドライバーの方やお子様にも安心の商品も用意しております。
< 蔵元直売所 >
2021年にリニューアルオープンした直売所では、昭和初期まで使用していた槽(ふね・日本酒を搾る道具)を再利用したカウンターを設置し、改修した囲炉裏の間を公開。電灯カバーには神戸の芸術家・綿貫宏介氏デザインの酒瓶を再利用しています。また、ゆかりの俳人・高浜虚子直筆の書を展示しており、歴史や芸術、文化に触れていただけます。
< 西山酒造場の歴史 >
丹波の自然と技術で仕込んだ日本酒づくりの蔵として繁栄し、酒造好適米の最高峰といわれる山田錦と、竹田川の伏流水が流れ込む超軟水の井戸水、丹波杜氏の技と三拍子揃った味わいが評判となり現在に至ります。代々、俳人・画人・芸術家との交流が深く、俳人・高浜虚子をはじめとする多くの文化人に愛され、現在、敷地内の建物の3つが国の登録有形文化財として登録されており、直売所のある主屋は兵庫県の景観形成重要建造物にも指定されています。
高浜虚子が命名した日本酒「小鼓」を代表とし、代々続く酒造りは、フレッシュローテーションを取り入れ四季醸造を行い、「良質な素材を使い、限りなくシンプルな原料のみでおいしいものを」をポリシーに伝統を守りながら新しいモノづくりを続けています。
また、長年の酒造りで培った「米の発酵技術」を活用しノンアルコール製品の開発・製造、化粧品の企画・開発も行う他、リキュール、焼酎、ブランデー、ジンなど多種多様な商品開発にも注力しています。
有難いことに、モンドセレクションやインターナショナル・テイスト・インスティテュート(ITI)といった海外のコンクールで入賞し、若い世代や女性、国内はもちろん海外からもご評価をいただいております。
❖ 窓口試飲・販売あり
9:00~17:30
❖国 登録有形文化財である 蔵見学 (要予約) あり