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観るの宝箱

春日神社

春日神社
春日神社



【兵庫県指定重要文化財:春日神社本殿 五間社流造】

【丹波巡礼の旅】



神社の創立沿革は不明であるがこの地方は古くから大和春日大社の荘園の地であり総村春日大明神とよばれ、春日四座並びに天押根の命、姫大神命、菅原道真、誉田別命を祭礼する。

四座 : (たけ)(みか)(づち)(のみこと)  經津(ふつ)主命(ぬしのみこと)  天兒(あまのこ)屋根(やね)()(みこと)  (ひめ)大神(おおかみ)(のみこと)

     天押(あまのおし)雲根(くもねの)(みこと)  豊受姫(とようけひめの)(みこと)  菅原道真   誉田(ほんだ)別命(わけのみこと)


建物の木割や絵様、操形などの細部手法をみると、江戸時代初期を下らない頃の手法を示している。

五間社流造の社殿は全国的にも類例が少なく、兵庫県下では唯一のもので、神社形式の変遷を知るうえで貴重である。




創建 古文書になく不明


天正3年(1575)~7年(1579)、明智光秀ノ丹波攻めの際に、兵火にあって焼失し、その後再建されたと伝えられている。

再建 漢文9年(1669)江戸時代 11ケ村(大路村 中山村 中村 長谷村 棚原村 野上野村 多利村 多田村 黒井村 船木(城)村 野村)で寄進しました



春日神社の狛犬は「明治六酉年九月吉日」と刻まれており、奉納された年(1873年)がわかります。

また、作者の銘も「石工 當村 難波伊助」と刻まれており、2代目難波金兵衛(天正8年(1837)生、当時36歳)のものです。

初代難波金兵衛はここ野村の出身です


  • 住所
    〒 兵庫県丹波市春日町野村1810‐1
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