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観るの宝箱

山口神社

山口神社
山口神社





産土神である山口神社は、大和葛城山麓の一言主神社のご分霊で約800年前に現在地に鎮座された。






明治42年12月稲荷神社(保食神)を、どう44年1月天満神社・蛭子神社・金毘羅神社・祇園神社を合わせ祀った。


一言主神社については、「日本書紀」雄略天皇4年(460)のころに、天皇が葛城山で狩りをされていると突然「長き人(たけたかひと)に出会われ、「天皇がいずれの人か」と問われると「長き人」は「我は悪事も一言、善事も一言にて言い放つ葛城一言主神である」と答えられた、とある神で、古来吉凶を一言で予言する神として尊ばれている。



蛭子神社については、昭和3年近くの地に新しく「里蛭子神社」を建立し還座奉祀した。例祭は1月10日。




毎月2月25日に御宮当の神事が執り行われるが、御弓神事として新旧御当人〈4人)が矢数48本(一人12本ずつ、12月になぞられる)を三つの的(早生・中生・晩生)に射て、矢の当たり具合によりその年の稲の豊凶を占う事になっている。また御当人は神事にたずさわる時は必ず裃を着用する。




神社の境内には千年杉といわれる大樹(根回り12m 目通り幹囲7.1m 高さ35m)が亭々とそびえており、丹波市一、県下でも屈指の名木で、ご神木としてあがめられている(丹波市指定天然記念物)






  • 住所
    〒 兵庫県丹波市山南町上滝
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