ミツマタは小さな黄色い花が集まってできたお花です。
ミツマタの花に花弁は無く、筒状のがくの先端が4つにさけて反り返ったものです。また、枝は3つに分かれていて、これが「ミツマタ」の名前の由来となっています。
この花は強度の高い良質の紙の原材料としても有名で、紙幣などにも使われていますが、丹波市では国指定選択無形文化財である丹波布の染料の一つとしても使われております。
丹波もみじ寺12ヶ寺のひとつである「常瀧寺」の大イチョウへ向かう途中や、大イチョウのすぐそばにはミツマタの花が群生しています。黄色くポンポンのようなかわいらしい花は3月いっぱいの間鑑賞できます。